━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
                                         
       SKA-JP News Letter
                                2012/6/18 #001
                  発行部数 116 部
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

INDEX ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

 【1】今月の SKA News

 【2】サイエンスワーキンググループからの活動報告

 【3】エンジニアワーキンググループからの活動報告

 【4】各種宣伝(研究会やWS, 外部資金情報等)

 【5】編集部からの報告事項、後書き
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

┏━┓
┃1┃今月の SKA News
┗━┻━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

  ●5月1日に関心表明(Expression of Interest)の募集が行われました。

 SKA計画は2012年にPreparatory PhaseからPreconstruction Phase
 に移行します。これは2016年からのSKA Phase 1 (*)の建設に向け
 て望遠鏡・インフラ・サイエンスなど本格的な準備が行われる重要な段階
 です。SKA本部はこれに先駆けて作業分割構成(Work Breakdown Structure)
 と作業範囲記述書(Statement of Work)を公表し、Preconstruction Phase
 の具体的な作業内容を示しました。そこで今回関心表明を募り各国・各組織
 の関心の分布を測り、各作業のためのコンソーシアム作りを行なっていくと
 いうことです。
  
 これを受けて日本でも定例会などを通してどの部分に参加するかの
 議論が活発に行われ、先日半田代表(鹿児島大学)の名で関心表明の
 申し込みを行いました。関心表明した分野は主に相関器やフィードの開発、
 データ処理・解析などのソフトウェア開発です。
  
 (*) SKA Phase 1
 SKA全体の10%を作り2019年から初期観測を始める計画。


 ●5月25日に建設地について合意が形成されました。
  
 SKA Organization (*)は建設地として候補に挙がっていたオーストラリアと
 南アフリカの双方を採用することについて合意しました。これにより、
 低周波帯のSKA-lowはオーストラリアとニュージーランドに、
 中間周波数帯のSKA-midは南アフリカを中心としたアフリカ9か国に建設される
 ことになりました。そして両候補地で建設されているSKAのprecursor、
 ASKAP・MeerKATはともにSKA Phase 1に組み込まれることになります。

 (*) SKA Organization
 SKAに正式に参加する7か国(イギリス、オランダ、イタリア、中国、
 カナダ、オーストラリア、南アフリカ)からなる組織。合意形成はこのうち
 候補地となっていない5か国によってなされました。


 このコーナーでは今後もSKA本部や参加国の活動に関するニュースを
 取り扱っていきます。


 SKA本家のホームページはこちら
 --> http://www.skatelescope.org/

 SKA NewsLetterの登録はこちら
 --> http://www.skatelescope.org/newsletter/


┏━┓
┃2┃サイエンスワーキンググループからの活動報告
┗━┻━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

 -------------------------------------------------------------
 ▼Cosmic Magnetism
 -------------------------------------------------------------
 4月10日にSkype会議を行いました。内容は以下の通りです。
 ○論文紹介 (熊崎)
 Ryu et al., "Magnetic Fields in the Large-Scale Structure of the Universe"
 Space Science Reviews (2011) pp. 312

 ○論文紹介 (高橋)
 O'Sullivan et al., arXiv:1201.3161
  
 ○宇宙磁場ワークショップ打合せ
 開催場所、6/25の懇親会の会場決め

 ○宇宙磁場グループのキャッチフレーズの決定
 「SKAで拓く磁気宇宙論」に決定。

 ○観測プロポーザルについての議論 (赤堀)

 議事録はこちら
 --> http://milkyway.sci.kagoshima-u.ac.jp/groups/ska-jp/wiki/42b60/index.html

 5月8日にSkype会議を行いました。内容は以下の通りです。
 ○研究紹介 (亀谷)
 "パルサーの距離情報を用いた銀河系内電離ガス密度分布推定"

 ○観測プロポーザルの議論 (高橋、赤堀)

 ○宇宙磁場ワークショップ打合せ(町田)

 議事録はこちら
 --> http://milkyway.sci.kagoshima-u.ac.jp/groups/ska-jp/wiki/2bef4/5816001800.html

 -------------------------------------------------------------
 ▼Active Galactic Nuclei
 -------------------------------------------------------------
 -------------------------------------------------------------
 ▼Pulsars
 -------------------------------------------------------------
 -------------------------------------------------------------
 ▼Galaxy Evolution and High-z Universe
 -------------------------------------------------------------
 5月14日にSkype会議を行いました。
 ○ホルムアルデヒドの吸収線による銀河進化研究の可能性
 (Darling & Zeigler 2012)を検討しました(竹内)。

 ○East Asia SKA Workshop (5月29日台湾でコアメンバーのみで開催)
 に向けて、研究課題(特に水素21cm線の観測)の検討を行いました。
 議事録はこちら
  --> http://milkyway.sci.kagoshima-u.ac.jp/groups/ska-jp/wiki/cb3be/index.html

 -------------------------------------------------------------
 ▼Astrometry
 -------------------------------------------------------------
 -------------------------------------------------------------
 ▼Wide-Band Spectral Line Survey
 -------------------------------------------------------------

┏━┓
┃3┃エンジニアワーキンググループからの活動報告
┗━┻━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

 今年度の組織再編を機にEngineering Working Groupが設立されました。

 (1) DSP (デジタル信号処理)グループ  (鹿児島大 中西)
 (2) ソフトウエアグループ(帝京科学大 倉山)
 (3)フィードグループ(情報通信研究機構 氏原)

 の3グループが立ち上がっています。各グループへの参加はもちろん、
 新しいサブグループの提案・設立も歓迎です。国際連携を深めながら、
 日本独自の貢献ができればと思っています。

┏━┓
┃4┃各種宣伝
┗━┻━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

 -------------------
 ▼外部資金公募情報
 -------------------
 2012年7月までに募集締切が設定されているものについての情報を、
 以下のURLにまとめました。

 http://milkyway.sci.kagoshima-u.ac.jp/groups/ska-jp/wiki/410d7/Funding_info.html
 
 【1】 財団法人天文学振興財団
 ※日本と近隣国との共同開催で海外での場合もサポートできる様に提案中です。

    国際交流に対する助成:4月以降の国際交流活動(1カ月以内),
    5月・9月・1月末日申し込み締切
 
    国際研究集会参加に対する助成:4月以降の国際研究集会(10日以内)
    5月・9月・1月末日申し込み締切

    国際研究集会開催に対する助成:7月・11月・3月以降の国際研究集会
    (10日以内), 5月・9月・1月末日申し込み締切
 
  【2】 国立天文台研究交流委員会が行う公募
    国立天文台研究集会(2012.6.29締切)
    ※日本と近隣国との共同開催で海外での場合もサポートできる
     様になりました。

    滞在型研究員: 2-4週間程度の国立天文台研究施設における共同
           研究のための研究者招聘(招聘する月の前月1日が締切)
    
 【3】 公益財団法人 住友財団 基礎科学助成
    2012.6.29締切, 最大500万円/一件, 若手研究者(ただし年齢制限はなし)

 【4】 公益財団法人 稲森財団
    H24年度募集要項は未発表。発表次第上記URLに情報をアップします。
    (100万円/一件, 常勤研究者(有期雇用者は条件有),  
     40歳以下若手研究者優先)

 【5】 財団法人 井上科学振興財団 井上リサーチアウォード
    2011.7.31締切, 賞金一人500万円, 若手限定, 学位取得後9年以内


┏━┓
┃5┃編集部からの報告事項、後書き
┗━┻━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
 ----------------------------------------------------
 ▼東アジアSKAコンソーシアムに関する会議を行いました!
 ----------------------------------------------------

 5月29日に台湾ASIAAにて東アジアSKAコンソーシアムに関する会議
 が行われました。これは日本・韓国・中国・台湾がSKAに関して東アジア
 として協同体制を築き、コンソーシアムを結成するために開かれた会議で
 各国のコアメンバーが合計20名ほど参加しました。会議では各国の活動
 状況や興味のあるサイエンス・技術開発項目についての発表があり、どの
 ような共同研究・共同開発が可能か活発に議論されました。

 サイエンスからは中性水素や宇宙磁場が、技術開発では相関器・ソフトウェア
 などが各国の共通の興味として挙げられました。これを受けて、具体的に共同
 研究を始めるため各項目ごとのワークショップやサイエンス全体の国際会議を
 早急に開くべきだということになりました。今後も東アジアSKAコンソーシアム
 についての議論が続けられる予定です。


 ----------------------------------------------------
 ▼SKA Project Execution Plan勉強会を行いました!
 ----------------------------------------------------
 資料はこちら --> http://milkyway.sci.kagoshima-u.ac.jp/groups/ska-jp/wiki/61842/Project_Execution_Plan.html


━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

 【SKA-JP News Letterの配信停止】
  下記にて手続きを行ってください。
  ⇒ http://ska-jp.org/MailMag/deregistration.html
 
  (配信停止はもうしばらく待ってみませんか?あまりにたくさんの
  停止願いがあると、編集部が拗ねてしまうかもしれません。)
 

 【配信先メールアドレス変更方法】
  1)下記にて現在のメールアドレスの配信停止を行ってください。
   ⇒ http://ska-jp.org/MailMag/deregistration.html
  2)下記にて新しいメールアドレスをご登録ください。
   ⇒ http://ska-jp.org/MailMag/registration.html

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

 SKA-JP News Letter 編集部
  執筆:高橋、赤堀、出口、今井、中西、平下
  管理・編集:市來