「宇宙磁場」2013(第2回)


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開催趣旨


宙の磁場がどのように誕生し、そしてどのように進化してきたかは、 未だよく分かっていない。宇宙磁場の研究は、現在世界規模で進行中の Square Kilometer Array(SKA)やその試験機によって、大きく進展すると 期待されている。そこで本研究会では、磁場研究を世界的にリードする 研究者を講師に招きながら、国内の宇宙磁場に関係する研究者を集め、 研究の相互理解と、多角的な視点での議論を錬成し、SKA計画に向けた 我が国の宇宙磁場分野の戦略を討論する。また国内に広くSKA計画への 門戸を開き、議論を基にした共同研究の創出を目指し、装置開発の可能性 を検討する。
*本研究会で、皆様に広くSKA計画を紹介するとともに、 興味を持ってくださる方々の計画への参加を歓迎いたします。
*旅費の援助はありません。

日時・場所


日時:2013/9/13(金) 10時 - 9/14(土) 15時
場所:国立天文台水沢VLBI観測所
    〒023-0861 岩手県奥州市水沢区星が丘町2-12
    0197-22-7111

プログラム


9月13日(金)
1. SKA計画および日本SKAコンソーシアムについて

2. 宇宙論的な磁場

 ・インフレーション宇宙論と宇宙磁場 藤田智弘(東京大学/IPMU、招待講演)
 ・精密宇宙論における原初磁場の制限 山崎 大(国立天文台理論研究部)
 ・初期宇宙磁場と21線シグナル 市來淨與(名古屋大学KMI)

3. 銀河団・宇宙大規模構造の磁場
 ・銀河・銀河団の相互作用と銀河団磁場 牧島一夫・Gu Liyi(東京大学、招待講演)
 ・銀河団の電波観測から探る銀河団の宇宙線加熱 藤田裕(大阪大学)
 ・銀河団磁場の解析 小澤武揚(鹿児島大学)
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4. 降着円盤・ジェットの磁場
 ・宇宙ジェットとジェットの磁場 浅田圭一(ASIAA、招待講演)

5. 総合討論
懇親会を宿泊先にて行う予定(宿泊先情報は追ってご連絡)

9月14日(土)
6. 星間・銀河の磁場
 ・宇宙背景放射観測と銀河磁場 服部誠(東北大、招待講演)
 ・Pulsarの位置天文観測によりわかる電離ガス情報 亀谷收(国立天文台)
 ・Rotation Measureに基づく銀河系の磁場構造 小澤武揚(鹿児島大学)
 ・銀河のFaraday dispersion function 田代雄一(熊本大学)

7. 太陽・磁気圏の磁場
 ・プラズマダイナミクスと太陽磁場 常田佐久(JAXA、招待講演)

8. SKA計画に向けた開発
 ・磁場解析の方法について 安楽健太(鹿児島大学)
 ・銀河間磁場RMの統計的な抽出法の検討 赤堀卓也(シドニー大学)
 ・Faraday Tomographyを用いたFDFモデルの構築 熊崎亘平(名古屋大学)
 ・銀河磁場モデルを考慮した銀河間磁場探査 出口真輔(熊本大学)

9. 総合討論・まとめ

参加者

招待講演者
L01. 藤田 智弘(東京大学/Kavli IPMU・D2)
L02. 牧島 一夫(東京大学・教授)
L03. Gu Liyi(東京大学・PD)
L04. 浅田 圭一(ASIAA・assistant research fellow)
L05. 服部 誠 (東北大学・准教授)
xxx. 常田 佐久(JAXA/ISAS・教授)--- イプシロンロケット打ち上げのため欠席
口頭講演者
S01. 赤堀 卓也(シドニー大学・PD)
S02. 川端 弘治(広島大学・准教授)
S03. 那須田哲也(東京大学・M1)
S04. 高見 一 (高エネルギー加速器研究機構・PD)
S05. 横山 央明(東京大学・准教授)
S06. 陰山 聡 (神戸大学・教授)
S07. 山崎 大 (国立天文台・PD)
S08. 中西 裕之(鹿児島大学・准教授)
S09. 小澤 武揚(鹿児島大学・D1)
S10. 出口 真輔(熊本大学・D2)
S11. 藤田 裕 (大阪大学・准教授)
S12. 中澤 知洋(東京大学・講師)
S13. 木戸 英治(東京大学・PD)
S14. 田代 雄一(熊本大学・M1)
S15. 安楽 健太(鹿児島大学・M1)
S16. 市來 淨與(名古屋大学・助教)
S17. 亀谷 收 (国立天文台・助教)
S18. 熊崎 亘平(名古屋大学・D2)
S19. 祖父江義明(明星大学・教授)
ポスター講演者
P01. 工藤 哲洋(国立天文台・助教)
P02. 宿谷 大志(名古屋大学・M2)
一般参加者
N01. 田村 隆幸(JAXA/ISAS・助教)
N02. 草野 完也(名古屋大学・教授)
N03. 津田 裕也(明星大学・D1)
N04. 大野 寛 (東北文教大学・教授)
N05. 倉山 智春(帝京科学大学・講師)
N06. 富阪 幸治(国立天文台・教授)
N07. 今井 裕 (鹿児島大学・准教授)
N18. 萩原 善昭(国立天文台・助教)
N09. 工藤 祐己(千葉大学・博士)
N10. 小野寺幸子(明星大学・助教)
N11. 橋本 一彦(京都大学・M1)
N12. 山内 彩 (国立天文台)
N13. 並河 俊弥(京都大学)

計39名

参加希望の方へ


参加をご希望の方は6/21(金)までに以下のフォームをご記入の上、 世話人(赤堀卓也: akahori@physics.usyd.edu.au)まで メールにてお送りください。メールのタイトルには 「SKA宇宙磁場2013」とお書きください。 たくさんのご参加を心よりお待ち申し上げております。 なお、講演申し込み多数の場合は、 ポスター講演になる場合があります。予めご了承ください。

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日本SKAサイエンス会議「宇宙磁場」2013(第2回)参加申込み
氏名:
性別:
所属:
職名:
E-mail:
講演希望:口頭 ・ ポスター ・ なし
講演題目:
講演概要(200字程度):
9/13会議: 参加・不参加
9/13懇親会:参加・不参加
9/14会議: 参加・不参加
ご意見、ご希望 :
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主催:日本SKAコンソーシアム「宇宙磁場」科学検討班

世話人:
赤堀卓也(シドニー大学)、市來淨與(名古屋大学) 亀谷收(国立天文台)、祖父江義明(明星大学) 高橋慶太郎(熊本大学)、中西裕之(鹿児島大学)

LOC:
亀谷收(国立天文台)、赤堀卓也(シドニー大学)、 中西裕之(鹿児島大学)

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