SKA-JP Webinar2023 特設ページ

趣旨

 

次世代センチ波メートル波望遠鏡SKA(Square Kilometer Array)は2021年に建設が始まり、2020年代後半には本格的な観測が開始される予定で、まさに新しい時代の幕開けが目の前に迫っています。
コンソーシアムではこれを機会に、あらためて天文学コミュニティの皆さんにSKA計画とその科学の魅力を伝えるため、月1回のウェビナーシリーズを企画しました。

2023年度 第1回SKA-JPウェビナーシリーズ 2023/05/15(月) Zoom開催

1. イントロダクション

2. 国立天文台SKA1サブプロジェクト報告:計画・技術部門 小林秀行(国立天文台)

3. 国立天文台SKA1サブプロジェクト報告:科学部門 町田真美(国立天文台)

4. 国立天文台SKA1サブプロジェクト報告:SRC部門 赤堀卓也(国立天文台/SKAO)

5. SKA-Japan活動報告 科学検討班

6. SKA-Japan活動報告 技術検討班

7. SKA-Japan活動報告 広報

8. レビュー講演:中西裕之(鹿児島大学) 「SKA・SKA-precursorによるISMサイエンス」

9. 研究発表1:大前陸人(国立天文台) 「背景電波放射を用いた介在銀河の磁場構造推定手法」

10. 研究発表2:藏原昂平(国立天文台) 「衝突早期の銀河団CIZA1359で見つかった新しい電波構造」

2023年度 第2回SKA-JPウェビナーシリーズ 2023/07/04(月) Zoom開催

1. パルサータイミングアレイ緊急報告:髙橋慶太郎(熊本大学)

2. レビュー講演:三澤浩昭(東北大学)「低周波数高感度電波観測による惑星科学研究:SKAへの期待」

3. コミュニティ交流企画:突撃!となりの研究室!-SKA本部編-

4. 研究発表:潮平雄太(熊本大学)「長周期系外惑星 β Pictoris b のオーロラ電波の観測」

2023年度 第3回SKA-JPウェビナーシリーズ 2023/08/28(月) Zoom開催

1. レビュー講演:髙橋慶太郎(熊本大学)「パルサータイミングアレイによる背景重力波の証拠」

2.研究発表会:郡和範(国立天文台/KEK)
「NANOGrav15yrが示唆するインフレーション宇宙論における誘導重力はと軽い原始ブラックホールダークマターの形成の可能性」

3. 研究発表会:喜久永智之介(熊本大学)uGMRTによる低周波Pulse-jitter測定1:PSR J0437-4715

4. 研究発表:加藤亮(熊本大学・大阪公立大学)「パルサータイミングアレイによる重力波源の位置推定」

2023年度 第4回SKA-JPウェビナーシリーズ 2023/10/20(金) Zoom開催

SKA-Japan活動報告・レビュー講演:半田利弘「SKAに期待するISM研究」
研究紹介 元木業人(山口大学)「センチ波帯突発現象で探る大質量原始星近傍での降着活動」
村瀬健(岐阜大学)「隣接する超新星残骸W41,G22.7-0.2に付随する星間ガス」

2023年度 第5回SKA-JPウェビナーシリーズ 2023/12/18(月) Zoom開催

1. SKAプロジェクトの概要:小林秀行(国立天文台)

2. SKAを用いた宇宙論研究の紹介:箕田鉄兵(Tsinghua University)

3. 重力波観測を用いた高赤方偏移でのMBH-Mhalo関係の制限:古澤和也(名古屋大学)

4. 暗黒時代の21cm線グローバルシグナルにおける整合性比:岡松郁弥(佐賀大学)

5. コミュニティ交流企画:突撃!となりの研究室!(山口大学)

2023年度 第6回SKA-JPウェビナーシリーズ 2024/01/25(木) Zoom開催

1. レビュー講演「SKAとVLBI その2」:今井裕(鹿児島大学)

2. 研究紹介「広帯域VLBI偏波観測で探る急成長中の巨大ブラックホール近傍の環境」:高村美恵子(東京大学)

3. 研究紹介「無バイアス輝線探査で拓く宇宙星形成史」:早津夏己(国立天文台)

4. コミュニティ交流企画:突撃!となりの研究室!(東北大学 惑星プラズマ・大気研究センター)