日本SKA合同サイエンス会議「宇宙磁場:銀河系内現象から大規模構造へ」

日時:2016年 10月27日(木)-29日(土)
場所:ルーセントタカミヤ(山形蔵王) http://www.zao.co.jp/lucent/
主催:日本SKAコンソーシアム(宇宙磁場、星間現象、突発天体、パルサー)
研究会URL:研究会についてはこちらをご覧ください

*参加費について

参加費は2万5000円です。(通常の全日参加の場合。個別の事情がある方には後ほどLOCから連絡が行く予定です)参加費には、2泊(27日、28日)の宿泊費、27日の夕食から29日の昼食までの計6食、会議中のコーヒー、お茶菓子代が含まれております。

*交通

山形駅からホテルの間に送迎バスを運行いたします。
送迎バスをご利用予定の方は山形駅西口ロータリー・タクシー乗り場にお集まり下さい。
27日の集合時間:早便(講習会参加者) 9:10発
        昼便 13:00発 
乗車人数把握のため、LOCから10月27日の送迎バス時刻希望調査のメールが届きますので、ご協力をよろしくお願いします。
29日も昼食終了後にホテル-山形駅間の送迎バスを運行します。
(出発時間は調整中)

*部屋割について

基本的に相部屋となっております。部屋割に関しては27日に受け付けで配布予定です。

*お土産、大募集

本研究会では、21時以降に自由参加の議論の時間を設けております。21時以降の議論の時間に消費するお酒、お菓子類などの持ち込みは許可頂いておりますので、ご当地の自慢の一品をご提供頂けますと幸いです。

講演プログラム

発表時間: 招待講演(45+15)、一般講演(15+5)
10月27日(木)
(10:00 - 14:00 偏波解析講習会・自由参加)
14:30 - 14:40 歓迎の挨拶(町田・滝沢)
セッション1:パルサー1(座長:亀谷)
14:40 - 15:40 パルサー磁気圏の多様性と中性子星の多様性 ~今後の電波パルサーの研究のために~
  柴田晋平(山形大・招待講演)
15:40 - 16:00 Crabパルサーの国内電波観測の現状
  寺澤敏夫(理研)

16:00 - 16:20 休憩

セッション2:パルサー2(座長:青木)
16:20 - 16:40 国立天文台水沢VLBI観測所の電波望遠鏡を使った パルサーや突発天体の観測の可能性について
  亀谷收(国立天文台)
16:40 - 17:00 パルサーのスピン減衰率分布の統計を用いた超低周波重力波の新検出方法
  米丸直之(熊本大)
17:00 - 17:20 パルサーデータ解析による重力波の検出
  隈本宗輝(熊本大)

ポスター3分発表
17:20 - 17:37 
 P1.茨城 32-m 電波望遠鏡を用いた突発天体のモニター観測(米倉覚則・茨城大)
 P2.パルサーペアを用いた銀河系の磁場構造解析(大野寛・東北文教大)
 P3.熱伝導を考慮した降着円盤の2次元磁気流体シミュレーション(中村賢仁・九産大)
 P4.近傍棒渦巻き銀河の磁場ベクトルマップ(藏原昂平 ・鹿児島大)
 P5.流体シミュレーションデータを用いた衝突銀河団の衝撃波測定 (庄司優・山形大)

18:30 - 19:30 夕食
20:00 - 21:00 電波パルス講習会(自由参加)
21:00 - 24:00 議論(自由参加)

28日(金)

07:00 - 08:00 朝食

セッション3:突発天体1(座長:出口)
08:30 - 09:30 超新星爆発に関する研究の現状
  固武慶(福岡大・招待講演)
09:30 - 09:50 8素子アンテナの電波=直接イメージ+直接時間データ
  大師堂経明(早稲田大)
09:50 - 10:10 各種突発天体の探査の現状と、今後必要な観測
  青木貴弘(山口大)

10:10 - 10:30 休憩

セッション4:突発天体2(座長:赤堀)
10:30 - 11:30 Fast Radio Bursts の最近の進展と今後の展望(可視光追観測を中心に)
  戸谷友則(東京大・招待講演)
11:30 - 11:50 国内電波望遠鏡を用いたFRB観測の可能性
  本間希樹(国立天文台)
11:50 - 12:10 FRB を使った銀河団外周部 WHIM の探査
  藤田裕(大阪大)

12:10 - 14:00 昼食

セッション5:銀河団(座長:小澤)
14:00 - 14:20 X線・硬X線と電波観測で探る銀河団における電子加速:現状と未来
  中澤知洋(東京大)
14:20 - 14:40 低周波電波とX線観測で探る銀河団磁場
  滝沢元和(山形大) 14:40 - 15:00 銀河団・電波レリック周辺領域の多波長観測
  板花まどか(山形大)
15:00 - 15:20 南の三角座銀河団におけるICMの超高温領域と 電波ハローに起因する硬X線放射の探査
  鷹箸颯太(山形大)
15:20 - 15:40 休憩

セッション6:銀河磁場(座長:立原)
15:40 - 16:40 銀河系局所磁場
  祖父江義明(東京大・招待講演)
16:40 - 17:00 渦状銀河の3次元磁気流体数値実験
  町田真美(九州大)
17:00 - 17:20 ATCAの電波観測に基づくW50/SS433の偏波解析及びトモグラフィー
  酒見はる香(九州大)
17:20 - 18:00  議論
19:00 - 21:00 懇親会
21:00 - 24:00 議論(自由参加)

29日(土)

07:00 - 08:00 朝食
セッション7:星間現象(座長:大野)
08:30 - 09:30 フィラメント状星間雲と磁場、その可視化
富阪幸治(国立天文台・招待講演)
09:30 - 09:50 SKAで探る星間物質の進化
立原研悟(名古屋大)
09:50 - 10:10 休憩
セッション8:トモグラフィーと観測戦略(座長:町田)
10:10 - 11:10 Faraday tomographyの原理と応用
出口真輔(UNIST・招待講演)
11:10 - 11:30 スパースモデリングを用いたファラデースペクトル推定
宮下恭光(熊本大)
11:30 - 11:50 宇宙磁場・星間現象・パルサー・突発天体が集合する意義
~汎用大型観測装置SKAのセンチ波コメンサルサーベイ~
赤堀卓也(鹿児島大)
11:50 - 12:00 まとめ
12:00 - 13:00 昼食
13:30 - 山形駅への送迎バス出発

First Circular
日本SKA合同サイエンス会議「宇宙磁場:銀河系内現象から大規模構造へ」
研究会の趣旨

研究会の趣旨

やコンパクト星、星間空間、銀河や銀河団などの様々なスケールで観測される高エネルギー現象に深く関わっている。日本SKAサイエンスワーキンググループ、宇宙磁場班は、これまで宇宙磁場を主題とする研究会を行ってきている。5回目を迎える本研究会では、これまでの研究会を更に発展させるために宇宙磁場研究と関連の深い「星間現象」「パルサー」「突発天体」の3グループを含めた合同の研究会を開催する事とし、宇宙磁場と個々の現象の関係性に着目した討議を行う事を目的としている。本研究会は詳細な観測が可能な銀河系内現象を足がかりに系外現象への発展を目指す。特に第4回会議で議論となったFast radio burstや恒星フレアとコンパクト星フレアの関連の可能性、トモグラフィーを用いた大規模構造磁場の発見手法の構築に着目する。更に、これまで磁場を考慮していなかった現象についても磁場との関わりが無いかなどを検討する。また、本研究会においても、偏波解析講習会を開催予定である。

日時・場所

日時:2016年10月27日(木)-29日(土)
場所:ルーセントタカミヤ(山形蔵王)
http://www.zao.co.jp/lucent/
主催:日本SKAコンソーシアム(宇宙磁場、星間現象、突発天体、パルサー)

招待講演者(敬称略)

固武慶氏(突発天体)
戸谷友則氏(FRB)
柴田晋平氏(パルサー)
富阪幸治氏(星間現象)
祖父江義明氏(銀河磁場)
出口真輔氏(トモグラフィー)

参加・講演の申し込み

下記のフォームを SKA_yamagata16_entry@ksirius.kj.yamagata-u.ac.jp (@を半角に変換して下さい)まで電子メールにてお送り下さい。 申し込み締め切りは9月12日(月)とさせていただきます。 一週間以内に受け付け確認の返信が無い場合は、世話人までお問い合わせください。

講演申し込みフォーム

氏名:
所属:
身分・学年:
性別:男・女(部屋割に使用します。該当する方を残して下さい)
講演希望:有・無
 講演希望有の場合 : 口頭・ポスター
 講演タイトル:
電波解析講習会参加希望:有・無
宿泊日程:27日、28日 
    (全日程参加の方はこのままで良いです)
備考:

その他

*部屋割について
本研究会は合宿型の研究会となります。原則として2-3人程度の相部屋が基本となります。部屋割りについてはLOCに一任お願いします。

*電波解析講習会
27日午前中(10時開始予定)に偏波データからAIPSソフトで偏波解析をする講習会を行います。参加希望者は申し込み時に選択して下さい。受講者数に限りがあります。先着順にお受けし、応募多数の場合はお断りする可能性があります。あらかじめご了承ください。

*研究会プログラム
27日午前10時より、偏波解析講習会を行います。 研究会は27日の午後1時前後より開始し、最終日の28日は12時頃終了の予定です。 27日の午前と29日の午後に会場とJR山形駅間の送迎バスを準備する予定です。

*参加費 
一般:全日程参加の場合 25,000円(予定)
本研究会は合宿型の研究会になります。参加登録費には27,28日の宿泊費、27日の夕食、28、29日の朝食、昼食、28日の懇親会費が含まれております。

*旅費
本研究会は国立天文台研究集会助成による助成を受けて開催されます。
本年度は天文台からの助成は招待講演者の旅費補助に当てさせて頂く予定のため、一般参加者の旅費支援はありません。

*世話人
青木貴弘(山口大学)、赤堀卓也(鹿児島大学) 井上剛志(国立天文台)、 亀谷收(国立天文台) 高橋慶太郎(熊本大学)、滝沢元和(山形大学) 立原研悟(名古屋大学)、中西裕之(鹿児島大学)、町田真美(九州大学)

*LOC
滝沢元和(山形大学)、大野 寛(東北文教大)、板花 まどか(山形大学)