SKA precursorによる星間物質研究ワークショップ2023

開催趣旨

(以下ワークショップホームページより引用)
2019年にMeerKAT、ASKAPなどのSKA precursorの本格運用が開始され、2021年にはセンチ波〜メートル波帯の次世代電波干渉計であるSKAの建設が開始されました。
これらは中性水素原子(HI)ガスの波長21cmを中心にカバーする装置です。
MeerKAT、 ASKAPは、HIガスをはじめとする星間物質研究において、ここ数年で多くの価値ある論文を創出し、早くも既存の電波望遠鏡に代わって主流となりつつあります。
SKAの科学運用が始まると、天文学者の30年来の夢である空間分解能が1秒角を切るHIのマップが得られるようになり、ますますHIガス研究は星間物質にとって重要なテーマとなるでしょう。
このような背景のもと、

(1) MeerKAT、ASKAPによる最新の研究成果を網羅的にレビューし、参加者間で共有すること、
(2) HIガスの性質や放射機構の基礎について改めて学び理解すること、

さらにこれらを踏まえ

(3) SKA時代に推進すべき星間物質研究について議論すること

を目的として第2回目の本ワークショップを開催することにいたしました。
本ワークショップでは、多くの研究集会で行われるような講演者各自の研究に関する報告ではなく、SKA-MIDのprecursorであるMeerKAT、ASKAPによる星間物質の研究成果に関する論文を紹介することをメインとし、
最新成果に関する論文を網羅的に紹介するため、参加者全員で分担するようなスタイルで開催いたします。
ワークショップの詳しい情報は、下記リンクから、ワークショップホームページへアクセスしてください。

ワークショップ HPへ

日時

2023年11月16日・17日

世話人(50音順)

榎谷玲依、立原研悟、柘植紀節、中西裕之、町田真美、村瀬建、山本宏昭